こんにちは、らむねこ(@ramuneko96)です!
壱岐を探索してたら変な壁画をいくつか発見したけど、これなんだろう?
ゴーストオブツシマの探索エリア「壱岐」島のさまざまな場所で、壁に描かれた意味深な絵がいくつも存在することを知っていますか?
この絵にはどんな意味があるのか、気になった方もいるかと思います。
今回は、この壁画をどこで見られるのか、どんな意味があるのかについてご紹介します。
猿岩にある3つの壁画
壱岐島の南西にある猿岩。
ここで、3つの壁画を発見できます。
壁画の場所
①黒い鳥が描かれた絵
猿の像がある入口から少し進んで、最初の岩の隙間を通るまえの左上(鍵縄)から上にあがった先にあります。
②浮世絵のような人物の絵
入口からすぐにある岩の隙間を通って、その先の壁の、崩れる岩から下にくだっていくと見られます。
③手形のなかに塔が描かれた絵
入口から順当に登った先にある木の橋を渡って、一番下まで降り、少し泳いだ先の「言わ猿」像の上で発見できます。
壁画の意味
猿岩で見られるこれらの壁画はすべて、ゴーストオブツシマの制作会社「サッカーパンチプロダクションズ」の過去作『インファマス』というゲームに関連するものです。
黒い2ひきの鳥が描かれた絵は一見カラスに見えますが、どちらも「鷲(ワシ)」。
このワシのマークは、インファマスシリーズの三作目『インファマス セカンドサン』内で登場したもので、シリーズ全体の重要な要素である「カルマ」というゲームシステムを象徴しています。
カルマシステムとは、ゲーム内で主人公が善と悪どちらかの行動をとることで変動していくポイントのことで、ポイントによってマークのイラストも変化するようです。
浮世絵のような人物の壁画は、初代インファマスの主人公「コール・マグラス」を表しています。
雷が周りに描かれているのは、コールが電気を自由に操れる超能力者だからでしょう。
和の絵柄でコールを登場させたのは、ゴーストオブツシマの雰囲気に合わせてのことかもしれません。
手形と塔の模様は、海外のみで発売されていた『インファマス セカンドサン』のコレクターズエディションのパッケージや、サウンドトラックのジャケット絵に採用されていたようです。
ちなみに手のなかの建物は、アメリカのシアトルに実際に存在する「スペースニードル」を描いているそう(インファマス セカンドサンの舞台がシアトルのため)。
点在する2つの壁画
猿岩以外にも、ユニークな壁画を2つ発見できます。
壁画の場所
①動物たちの楽しそうな絵
狐沼から右にのびた川の先にある、滝の裏の洞窟にあります(弓の修練所から行くと早い)。
②供え物がある動物たちの絵
「古えの血の祠」の左上にある、大きな湖の側面にあります。
壁画の意味
この3匹の動物たちが書かれた壁画は、ゴーストオブツシマの制作会社「サッカーパンチプロダクションズ」の過去作である『怪盗スライ・クーパー』シリーズに登場するキャラクターを表しています。
アライグマの「スライ」、カメの「ベントレー」、カバの「マーレー」の3匹が、楽しそうに旅をしている……といった感じでしょうか。
そしてもう一つの絵の方には、3匹の動物や「手要穴圖」などと書かれています。
「手要穴圖」とは、かんたんに言うと「ツボの図」ということでしょう。
動物とツボがどう関係しているのかは、正直よく分かりません……。
ツボは身体を整える効果があること、また絵の前に供え物がしてあることから、動物たちを労わったり大事に思ったりしている気持ちを表したかったのかもしれません。
『怪盗スライ・クーパー』は、サッカーパンチが初めてシリーズ化を果たしたゲーム作品だから、特別な想いがあるのかもしれないね
壱岐にある壁画の正体は「サッカーパンチの過去作品」
以上、壱岐のさまざまな場所にある壁画の場所や意味を5つご紹介しました。
もしかすると、探せば5つ以外にもあるかもしれません。
壱岐の島で見かける謎の壁画はいずれも、ゴーストオブツシマの制作会社「サッカーパンチプロダクションズ」が過去に作ったゲーム作品に関連するものでした。
『インファマス』シリーズや『怪盗スライ・クーパー』シリーズを遊んだことがある方は、今回の壁画を見たときにピンときたかもしれないですね。
ちなみに、本編のトロフィーの1つ「須来の装束」も『怪盗スライ・クーパー』のネタだったりします。
ゲーム内で過去作品に関連するものをたくさん登場させるなんて、遊び心があって面白いね~!
実際に見ていない壁画があった方は、壱岐を探索するさいにぜひ探してみてくださいね!