【レビュー】ゴーストオブヨウテイやってみた|探索好きに刺さる和風アクション

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こんにちは、らむねこ(@ramuneko96)です!

『ゴーストオブツシマ』から約5年、2025年10月に発売された『ゴーストオブヨウテイ』。前作が大好きな作品だったので、今作にも期待を膨らませてプレイしてみました。

ゲームシステムはほぼ同じですが、主人公の性別が男性から女性へ、舞台も長崎(ツシマ)から北海道(ヨウテイ)に変わり、新たな要素も加わっています。

物語の重大なネタバレを避けつつ、率直にレビューしていきます!

どんなゲーム?
  • 女主人公・篤の復讐劇を軸にした重みのある物語
  • 蝦夷地(北海道)を舞台とした広大な自然の中を馬で駆ける
  • 寄り道要素が豊富で、探索のやりごたえがある
目次

蝦夷地を巡るゴーストオブヨウテイの全体像

制作会社サッカーパンチが手掛けるゴーストオブヨウテイ(以下ヨウテイ)の舞台は、現在の北海道にあたる蝦夷地です。

今作は、この広大な大地を自由にめぐる、時代劇風のオープンワールドアクションになります。

前作から300年後の1603年とのことで、時代の流れは鎌倉時代後期から江戸時代初期に変化。実際の歴史にもある、松前藩の統治やヒグマの生息も反映されています。

またアイヌ民族も出てくるので、アイヌの生活様式や文化に触れられる興味深い体験もできました!

ストーリーと主人公・篤の印象

ストーリーは、タイトルにもなっている羊蹄の地から始まり、その後各地を巡っていきます。

主人公は武芸者の篤で、子供のころ家族を殺された復讐心から、仇である羊蹄六人衆を追っていくというものです。

六人衆の一人・蛇を倒すことが実質の戦闘チュートリアルという感じで、その出来事によって篤は怨霊と囁かれ生きていくことに。

一貫して「家族を殺された篤の復讐劇」という、とても分かりやすいストーリーになっていますが、それぞれのボスは個性的で思わず引き込まれるようなストーリーでした!

最後まで飽きることなくプレイできたよ!

篤に関して正直に言うと、プレイ前はなんだかパッとしないな~なんて思ってましたが……

プレイしていくと、強気で男勝りだけど意外と優しい一面を見せたりと、魅力的な人物だなと感じました。

人々との出会いで、使命だと感じていた復讐とは違う生きがいを見つけていく様子も見所かと思います。

前作をプレイしていなくても楽しめる!

ヨウテイは『ゴーストオブ○○』シリーズの二作目ですが、物語同士の直接的な繋がりはありません。なので、前作をプレイしていなくても問題なくプレイできます!

ただし、前作をプレイしている人へのちょっとしたサプライズもゲーム中に用意されているので、プレイ済みならさらに楽しめるという感じです。

また、前作は島全土を守るような戦いをする冥人(くろうど)、今作は超個人的な復讐心から成り立つ怨霊という違いを感じられるかと思います。

美麗な風景の中の探索が楽しい

広大な蝦夷地を馬で駆け巡り、自由に探索できるのが魅力の本作。

マップはかなり広いですが、どこを切り取っても心打たれるような綺麗な風景が続くので、広い土地の移動も全く苦になりませんでした!

エリアごとに雰囲気が異なり、四季を感じさせる風景や多彩なロケーションが広がっているため、ただ歩いているだけでも楽しめます。

探索の中では、篤の思い出の場所を訪れることで現実と過去を行き来できる場面があります。

生家などで過去の出来事を追体験することで、篤の身の上や心情をより深く知ることができ、物語への没入感が高まりました。子供時代を知ることで、切なさを感じるときも……。

それから、羊蹄山には実際に登ることができるので、プチ登山気分を味わえました。

山頂野営で一休み

この山、登れるんだ~って思っちゃった!

また、前作に引き続きフォトモードが搭載されています。行った先々でいちいち景色が綺麗なので、つい写真撮影に夢中になって、ストーリーが進まないことも多かったです(笑)

不満というほどではないんですが、撮影時に曇っていることが多く、設定で天候を変えることが多かったのは少し手間でした。

スポット巡りやサブストーリーに引き込まれる

メインストーリーを忘れて寄り道してしまうほど、本作はサブストーリーやスポット巡りが豊富です。

目的地へ向かう途中で気になる場所を見つけて立ち寄り、さらに別の寄り道が増えていくという流れになりがちでした(笑)

戦闘に役立つ護符をもらえる神社参拝や、体力の最大値を増やす温泉巡りなどの要素は今作も健在。

神社までの道のりは相変わらず険しく、死と隣り合わせのアトラクションのようでした(ジャンプをミスって何度か篤を亡き者に……)。

サブストーリーでは、各地で出会う人々のさまざまな人間模様が垣間見えて、引き込まれるものが多かったです。

孤独な身の篤ですが、間接的に戦闘を助けてくれる人や、善意で接触してくる人など仲間と呼べる存在も増えていきます。

特に印象に残ったのは狼との出会いで、警戒心の強い一匹狼のような篤と似た者同士といえる存在です。

交流を重ねるうちに、双方の心の距離が徐々に変化していく様子が見られたのは、とても良かったです!

また、篤が背負う三味線も探索要素のひとつ。習得した曲を演奏すると、特定のスポットへ導かれたり狼を呼んだりと、探索の役に立ちます。

何気なく演奏して音色を楽しむこともでき、ちょっとした休憩時間にも心地よい要素でした。

そのほかにも、銭弾きというミニゲームや、風景を描くスポット(コントローラーのタッチパネル部分で描く)など新要素があります。

ササっと描いた絵が上手すぎる

寄り道要素はボリュームがあり、とてもやりごたえがあると感じました!

「誉れ」のない多彩な武器での戦闘にハマる

前作同様、刀や弓、苦無などの多彩な武器や道具を使い分けて戦う本作。

メイン武器は刀だけでなく槍や大太刀などもあり、敵の装備に合わせて有利な武器に持ち替えたり、煙玉や苦無で相手を翻弄したりと、戦略性の高い戦闘が楽しめます。

背後からの暗殺も健在で、今作では最初から「誉れ」に縛られない戦い方ができるのも特徴です。

今回は普通難易度でプレイしましたが、程よい歯ごたえがあり、強敵には何度も挑み直す場面もありました。さらに、狼との共闘といった要素も加わり、仲間と戦う楽しさも味わえます。

武器や道具の種類が豊富なので、戦闘中に混乱することもありましたが、それも含めて楽しめました!

ちなみに、北海道らしく熊も登場し、序盤は何度もやられるほどの強さで恐怖を覚えました(笑)

新たな武器は、各地にいる武器の達人との出会いや修行によって解放され、武器ごとのスキルも地蔵巡りや敵拠点の制圧を通して習得・強化していきます。

また、賞金首を狩る賞金稼ぎ要素もあり、様々な生き様を垣間見つつ成敗していくのも面白かったです。

自分自身も“高額な賞金首として狙われる身”ということで、賞金首を狙う輩という体で雑魚敵が湧く仕様も印象的でした。

クリア後の探索や二周目もできる

ストーリークリア後も、そのまま蝦夷地を自由に探索できます。

エンディング後からフリー探索タイムへの移行もとてもスムーズな流れで、物語の余韻を壊さないような配慮がされている点はさすがだと思いました!

また、取り返しのつかない時限トロフィーも特になく、トロフィーコンプリートもやり込めばできる範囲かなと思います。なので、トロコンを目指す人にとっても遊びやすい仕様です。

二周目は、装備品やスキルなどを引き継いだいわゆる「強くてニューゲーム」の状態で開始可能。ただし、難易度は「普通、難しい」等が「普通+、難しい+」等となって敵も強くなります。

二周目では、新たに追加・強化される護符や装備品があったり、取得できるトロフィーが増えたりといった追加要素も用意されています。

一周目とは違った戦略でじっくり遊ぶのも良いですし、設定でモードを変えて自分好みの遊び方をするのもおすすめです。

バグ・気になった点

ヨウテイをプレイする中で、進行不能になるような致命的なバグに遭遇することはなかったです。

ただ、一部の謎解きでボタン表示が出なかったり、銭弾きのミニゲームのクリア済みかどうかがマップ上では分かりづらかったりと、細かな点で気になる場面はありました。

攻略サイトを覗くと、同様の報告をいくつか見かけたよ。

とはいえ、再起動して解消する部分もあったので、大きな問題ではないとは思いました。

また、前作のツシマの頃からそうですが、サブストーリーや寄り道要素が豊富ゆえに、メインストーリーだけを追うとテンポが良いとは言えないかもしれません。

ただ、これはオープンワールド作品ならではの特徴でもあり、探索や寄り道が好きな私的には、特に気にならず楽しめました!

メインストーリー自体もそれほど複雑ではないので、寄り道に没頭しても話の流れを忘れることは少ないと思います。

一方で、寄り道要素が毎回似た内容の繰り返しで飽きるとか、テンポの悪さが気になるとか、人によって向き・不向きが分かれる部分ではあると感じました。

ちなみに、ツシマの頃に感じたNPCのちょっと変な挙動は、今作ではかなり改善されていたように思います(ゼロではないですが……(笑))

ゴーストオブヨウテイのレビューまとめ

今回は『ゴーストオブヨウテイ』をレビューしてみました!

どこに行っても綺麗な風景が楽しめる蝦夷地探索や、篤の復讐劇というダークな物語、豊富な寄り道要素など、最初から最後まで夢中になってプレイできる作品でした。

スポット巡りは同じことの繰り返しで多少飽きが出たり、一部気になる軽いバグがあったりしましたが、個人的にはかなり楽しめたので大満足です!

前作の『ゴーストオブツシマ』と同じようなゲームシステムですが、物語は繋がっていないので本作から遊んでも問題ありません。

ただ、前作をプレイした人には嬉しい要素もあるので、プレイ済み・未プレイのどちらの人でも楽しめるようになっています。

和風な世界観が好き、探索が好きという人は楽しめると思うので、気になっている方はぜひ遊んでみてくださいね!

ブランド:ソニー・インタラクティブエンタテインメント
ゲーム概要
  • メーカー:Sucker Punch Productions
  • 価格:<スタンダードエディション>8,980円(税込)、<Digital Deluxe Edition>9,980円(税込)
  • ジャンル:アクション、アドベンチャー
  • 配信日:2025年10月2日
  • 対応ハード:PS5
  • アクセス:PlayStation公式サイト
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