こんにちは、らむねこ(@ramuneko96)です!
すばらしきこのせかい、タイトルは聞いたことあるけど……
どんなゲームなんだろう?
2007年に初リリースされたゲーム『すばらしきこのせかい(通称すばせか)』。
2021年7月27日には、続編の『新すばらしきこのせかい』が約14年ぶりに発売されました。そこで、前作のすばせかが一体どんなゲームだったのかを紹介したいと思います。
ポップなイラストとは裏腹に、設定がけっこう複雑で意外と奥深い作品です。
ストーリーの出来事すべてを理解するのは大変なので、内容をかいつまんでサクッと解説します。
『すばらしきこのせかい』とは
すばせかは、スクウェア・エニックスが生みだしたアクションロールプレイングゲームです。
発売の時系列は以下のとおり。
発売日 | プラットフォーム | タイトル名 |
---|---|---|
2007年7月27日 | ニンテンドーDS | すばらしきこのせかい |
2012年8月27日 | iOS/Android | すばらしきこのせかい -Solo Remix- |
2018年9月27日 | Nintendo Switch | すばらしきこのせかい -Final Remix- |
キングダムハーツやFFシリーズの制作スタッフが開発に携わり、メインキャラクターは野村哲也氏がデザインしています。
ゲームをプレイ中、なんだかキングダムハーツとFFっぽいなーって思ったから、この開発チームは納得です
2008年度ベストゲームで最優秀携帯ゲーム賞を受賞するなど、国内外問わずとても高い評価を得ています。また2021年4月より、アニメ化も果たしています。
登場キャラクターについて
すばせかの主人公である桜庭 音操(サクラバ ネク)は、渋谷生まれ渋谷育ちの少年。
他人とは分かり合えないと思っていて、人と関わるのを極度に嫌っているため、つねにヘッドフォンを装着して周りの世界を遮断しています。
ゲーム中、ネクが初めてかかわりを持つのは美咲 四季(ミサキ シキ)という女の子。
おしゃれが大好きで、裁縫が得意という器用な一面を持ちます。自分で作った黒ネコのぬいぐるみ「にゃんタン」をいつも持ち歩いています。
そのほか、兄妹のビイトとライム、謎が多いヨシュアや羽狛 早苗(ハネコマ サナエ)なども登場。
敵キャラクターは死神という存在で登場し、いつも行動をともにする八代 卯月(ヤシロ ウヅキ)と狩谷 拘輝(カリヤ コウキ)、凶暴で協調性0の南師 猩(ミナミモト ショウ)などと接触していきます。
味方・敵問わず魅力的なキャラクターが多いよ!
世界観とストーリーについて
ゲームの舞台は東京の渋谷区がモデルになっています。
発売当時の街並みがほぼ忠実に再現され、忠犬ハチ公像やパルコをもじったモルコ、109(マルキュー)とよく似た104(マルシー)などが登場します。
グラフィックはエッジの効いたポップな見た目で、BGMは歌声が入っているものが多いです。グラ・BGMともに全体的にスタイリッシュな雰囲気があり、流行の最先端をいく渋谷にマッチしています。
ストーリーのあらすじ
シブヤのスクランブル交差点で目を覚ました主人公・ネク。
そこは現実のシブヤと重なりあう異なる次元 “UG(アンダーグラウンド)” だった。
訳が分からないまま「死神ゲーム」の参加者になっていたネクは、同じゲームの参加者である少女・シキと出会い、“パートナー”として契約。
理不尽に課せられる“ミッション”や襲いかかってくるバケモノ“ノイズ”に立ち向かいながら、「死神ゲーム」と自分の記憶に隠された真相に迫っていく。
公式アニメーションサイトより一部引用
生死をかけたゲームにいきなり参加されられたネク君、めちゃくちゃかわいそう
ゲームの操作について
2Dのフィールドを探索して、ストーリーを進めていきます。
戦闘は宙にただよう「ノイズ」をタッチすると始まり、DSの場合は2画面をフルに活用した戦闘になります。下画面ではタッチ操作を、上画面ではキー操作を同時におこなう、なかなか忙しい仕様です。
熱中しすぎてDSを壊した人もいるとか、いないとか……
Switch版はタッチ操作またはJoy-Conを取り外しての操作のどちらかで、戦闘時はおすそ分け(2人プレイ)も可能。
画面を連続でタップしたり、サッと動かしてスラッシュしたりと、装備したバッジによって攻撃方法が異なります。
パートナーとの強力な連携攻撃も!
キャラクターにはレベルの概念がなく、バッジのレベルを上げたり、服の装備や食べ物を食べて基礎値を上げたりします。
まとめ
かなりざっくりとですが、『すばらしきこのせかい』がどんなゲームなのかを解説しました。
さまざまな人が行きかう渋谷という舞台、独特な世界観、個性的なキャラクターたち。
”癖のある作品”ゆえに、人によっては”癖になる作品”として楽しめるゲームだと思います。
気になった方は、ぜひプレイしてみてくださいね!