こんにちは、らむねこ(@ramuneko96)です!
FF7の関連作品である『ビフォアクライシス FF7』を知っていますか?今となってはもうプレイできないBCFF7について、振り返ってみたいと思います。
「ビフォアクライシス FF7って何?」
「懐かしいけど、どんなゲームだったっけ?」
と思う方は、ぜひ読んでみてください。
携帯電話のゲームだったビフォアクライシス
ビフォアクライシスは、スクウェア・エニックスによって2004年9月24日から配信されていた携帯電話向けのゲームです。
正式にはビフォア クライシス ファイナルファンタジーVIIといい、略してBC FF7と呼ばれていました。
「コンピレーション オブ ファイナルファンタジー7」といわれるFF7の関連作品のひとつとして展開されています。
ドコモ、ソフトバンク、auで配信されていて、ゲームは月額課金制でした。2018年3月31日に配信が終了し、以降は完全にプレイできないように。
折りたたみ式の携帯電話での操作だったので、画面の下にあるカーソルキーをポチポチと押しながらプレイするゲームでした。
▼FF7のコンピ作品が織り込まれたスマホゲーム『FF7 EC』についての最新記事はこちら
主役は神羅カンパニーのタークス
FF7本編にはクラウドやアバランチが登場しますが、ビフォアクライシスはその敵役である神羅カンパニーに焦点を当てたアクションRPGです。
プレイヤーは、神羅カンパニーのエリートチーム・タークスに配属された新人を操作します。
本編であるFF7の6年前の物語を描いていて、神羅カンパニーのために暗躍してミッションをこなしたり、神羅の反組織であるアバランチと戦ったりしていきます。
ちなみに、このときのアバランチにはまだバレットたちはいなかったようです。
全体的な雰囲気としては、ダークでクールなかっこよさが漂っている感じでした。
びしっとスーツを着こなして、夜の街や危険な場所に潜入してミッションをこなしていく…。
めっちゃかっこよくない?
タークスのおなじみの顔ぶれであるレノやルード、さらにはツォンやシスネなどもしっかりと登場します。
もちろんクラウドやザックスなども登場し、クライシスコア(CCFF7)のゲームの物語につながる描写もありました。
ニコニコ動画でかっこいいPVを発見したので、興味がある方はぜひ視聴してみてください。
戦闘はアクションスタイル
戦闘はエンカウント方式になっており、2Dの戦闘画面のなかで自由に動いて戦うアクションスタイルでした。敵の攻撃は、タイミングよくカーソルキーを押して回避できました。
どんな感じの戦闘なのかが分かる実際のプレイ動画を見つけたので、参考に貼っておきます。
プレイヤーが操作できるキャラクターは4人の中から選べて、エピソードを進めるごとに操作キャラクターは増えていきます。
攻撃方法や能力は選んだキャラクターによって異なり、銃使いや格闘家、手裏剣使いなどがいました。
プレイヤーがこなすミッションは、ストーリーを進めるエピソードと救出任務の2つ。ストーリーは20章以上あり、意外とボリュームがありました。
特殊なマテリア生成方法
従来のFF7と同様、HP・MPなどのメーターがあり、マテリアの装備によって魔法を使用します。
このマテリアの生成方法が新しいもので、なんと携帯電話のカメラ機能を使って作るという仕組みでした。
マテリアの種類は色によって決まるようで、例えばカメラで白色のものを撮影すると、ケアルのマテリアができるといった感じです。
携帯電話ならではの面白いシステムだね!
マテリア援護という協力プレイも
ビフォアクライシスにはマテリア援護というシステムもありました。
戦闘していてピンチになったときに要請すると、外部のタークス(ほかのプレイヤー)が戦闘に駆けつけて魔法で援護してくれるというもの。
ちなみに通信状況が長引いたり、要請を拒否されたりすると、NPCのタークスから援護を受けられます。プレイ画面下のマテリアゲージが溜まったら要請でき、援護してほしいマテリアの属性も選べました。
このように、タークスはチームプレイも大切にしていたようです!
移植やリメイクはされていない
2018年にサービスが終了したビフォアクライシスですが、プロデューサー関係者が移植またはリメイクを考えていたという噂もあったようです。
しかし、いまだにリメイクなどの発表はなく、今後計画されるのかも不明です。
2020年4月に発売されたFF7リメイクのなかでも、しっかりとレノやルードなどタークスのメンバーが登場しています。敵ではありますが、神羅カンパニーに所属するキャラクターの魅力を再認識した方もいるのではないでしょうか。
だからこそ今、ビフォアクライシスのリメイクも制作されないかな、とひそかに期待しています。
可能性的には高くはないかもしれませんが…。