Switch『Blanc 白き旅』レビュー。小鹿と仔狼の心温まる協力アクションADV

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こんにちは、らむねこ(@ramuneko96)です!

2023年2月16日にSwitchで配信された、アクションアドベンチャーが楽しめるインディーゲーム『Blanc 白き旅』。

静かな白銀の世界を、はぐれた小鹿と仔狼(オオカミ)が協力しながら進んでいく癒し系ゲームです。

実際にプレイしてみたので、内容や良かった点・気になった点を率直にレビューします。気になっている方はぜひ参考にしてみてください!

どんなゲーム?
  • 小鹿と仔狼を操作して障害物を乗り越えていく
  • 白黒の手書きアートで表現される3Dビジュアルが美しい
  • オフライン、オンラインで2人協力プレイが可能
目次

『Blanc 白き旅』の内容

『Blanc 白き旅』は、小鹿と仔狼が協力して進む短編アドベンチャーゲームです。

アメリカの会社「Gearbox Publishing」によって手がけられ、以前ニンテンドーダイレクトでも紹介されていました! ちなみに、ダウンロード版のみです。

白と黒で描かれた美しい手書き3Dアートの世界が特徴で、まるでスケッチブックの中を歩いているような独特の雰囲気。

カメラ操作は不要で、自動的に視点が切り替わるため、映像作品を見ているような感覚でプレイできます。

物語の舞台は、白銀の雪が降り積もる静かな自然の世界。突然の吹雪ではぐれてしまった小鹿と仔狼が、家族との再会を目指して協力しながら旅を続けていきます。

横スクロールではないものの、一本道のような構成になっています。基本的には進む方向が決まっているので、迷うことはあまりなかったです。

操作はとてもシンプルで、「移動」「ジャンプ」「それぞれの特有アクション」だけ。

ただし、1人プレイの場合はコントローラーの左右で2匹を同時に動かす必要があるので、少し混乱するかもしれません(笑)

ちょっとした脳トレになりそう…

オートセーブ・チャプター選択あり

本作はオートセーブ方式なので、プレイヤーが手動でセーブする必要はありません。

チャプターはいくつかに分かれていて、タイトル画面から好きなチャプターを選んで遊び直すこともできます。

チャプター途中の細かなセーブはできないんですが、一つひとつのチャプターはそう長くないので、問題ないかなと思いました。

ちょっとした空き時間に少しずつ進めたい、という人にも遊びやすい構成だと思います。

また、プレイ中にチャプター番号の表示はなく、自動セーブが入ったタイミングで「次の章に進んだんだな」と気づく感じです。

テンポよく進められるうえに、セーブを意識せず没入できるのは、この作品の雰囲気にも合っていました!

2人プレイが可能

本作は2人で協力プレイもできるゲームです。Switchのフレンドを招待してオンラインで遊べるほか、近くの人と一緒にプレイするオフラインプレイにも対応しています。

操作がとてもシンプル&簡単なので、普段あまりゲームをしない人を誘っても楽しめるかと思います!

私は今回1人でプレイしたけど、それでも十分に世界観に浸れたよ。

ただ、ぼっちプレイヤーの私は…、2人で分担して遊んだらもっと楽しいだろうなぁ…と感じたことも事実です(笑)

良かった点

かわいい動物と白黒の世界観に癒される

本作の世界は、白黒の手書きアートで描かれています。色がない分、光と影の濃淡でちゃんと立体感を感じられるのが印象的でした。

静かな雪原を歩くと、雪や風の音といった細かな音が聞こえてきます。木の上やドラム缶の上を歩くときの音まで違っていて、没入感を高めるためのこだわりを感じました。

動物たちの鳴き声もリアルで可愛い♪

2匹がジャンプしたり走ったりする姿にほっこりしつつ、途中でほかの動物たちと出会い協力する場面も。どの動物もみんな可愛くて、それぞれとのちょっとした交流にも癒されました!

シンプルな白黒世界なのに、リアルな環境音や動物達の可愛らしさが相まって、とても優しい世界を堪能できるのが魅力的です。

謎解きや協力要素の難易度がちょうどいい

冒険を進めるたびに障害物が現れますが、小鹿と仔狼がそれぞれの特徴を活かしつつ、道を切り開いていきます。

小鹿は跳躍力を生かしたり、仔狼は小さな体とキバを使って障害物を動かしたり。2匹が力を合わせて道を切り開いていくのが、このゲームのメイン要素です。

難解な謎解きはなく、頭を使う場面があっても“ちょっと考えれば解ける”くらいのちょうどいいバランス。

仕掛けをクリアできたときの小さな達成感が心地よく、全体的にサクサク進められました。

また、どこに行けばいいのか分かりづらい場所も少しありましたが、画面上にジャンプやアクションポイントが表示されるので、詰まることはほとんどありませんでした。

このヒント表示は、設定で非表示にすることもできます。(多少分かりづらくなるけど、スッキリして没入感アップ!)

言葉のないストーリーが心に響く

本作には言葉や文字がなく、静かな世界で環境音やBGMが聞こえるのみ。ただ、遊んでみるとむしろ言葉がない方が良いと感じるほどでした。

世界の雰囲気をがっつり心で感じられるのが素敵

ゲームをクリアしたあとは、温かさと少し切なくなるような余韻が残ります。

全体を通して描かれる小鹿と仔狼の絆の深まりに、じんわり、ぽかぽか、ほっこり。そんな心温まるストーリーでした。

気になった点

ゲームのボリュームが少ない

本作をクリアするまでの時間は、2時間もかかりませんでした。全体的にかなりコンパクトなボリュームです。

雰囲気ゲームとしてはとても良かったんですが、正直あっという間に終わってしまったな…という印象でした。

やり込み要素や収集要素もなく、一周クリアしたら満足してしまうタイプの作品かなと思います。

もう少し探索や遊びの幅があれば、さらに楽しめたかも…

ただその分、サクッと遊べて最後まで一気に進められるテンポの良さがあります。

隙間時間に少しずつ進めたい人や、重くないゲームで癒されたい人には、ちょうどいいボリュームかもしれません。

マッチング機能がほしかった

本作には、他プレイヤーとマッチングして一緒に遊ぶ機能がありません。なので、2人プレイを楽しむにはフレンドや身近な人とプレイする必要があります。

ただ、このゲームの醍醐味はまさに「2匹で協力して進む」こと。だからこそ、マッチング機能があれば、もっと多くの人が気軽に楽しめたのではと思いました。

ぼっちでも他プレイヤーと協力して楽しめる仕様だったら、めっちゃ楽しそう…

言葉がなくても通じ合える作りになっているので、知らない人とのオンライン協力でも十分成り立ちそうですしね。

のんびりと助け合いながら進むプレイ体験を、広く味わえる機能があったら嬉しかったです。

レビューまとめ

今回は、Switchで遊べるインディーゲーム『Blanc 白き旅』をレビューしてみました!

白黒で描かれた静かな世界の中を、動物たちが協力しながら進んでいく様子が印象的なゲームでした。

操作自体はシンプルですが、2匹を同時に動かす場面では手こずることもあって、そのもどかしさも含めて面白かったです(笑)

謎解き要素は程よく、サクサク進められるバランス。オートセーブでストレスも少なく、短い時間でも気軽に遊べると思います。

一方で、全体のボリュームは控えめ。個人的には、オンラインで誰かとマッチングして遊べる機能があったら、もっと楽しめたかもなぁと感じました。

それでも、エンディングを迎えるころには「やって良かったな」と素直に思える作品でした。癒されたいときにおすすめのゲームです!

ゲーム概要
  • メーカー:Gearbox Publishing
  • 価格:<ダウンロード版>1,730円(税込)
  • ジャンル:アクションアドベンチャー
  • 配信日:2023年2月16日
  • 対応ハード:Nintendo Switch
  • アクセス:マイニンテンドーストア
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