バイオ8DLC「シャドウズ オブ ローズ」感想/本編クリアした人は絶対やるべし

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こんにちは、らむねこ(@ramuneko96)です!

2022年10月28日に配信された、『バイオハザード ヴィレッジ(バイオ8)』のDLC「Winters’ Expansion」をプレイしてみました。

今回は、その中の目玉コンテンツである「シャドウズ オブ ローズ」の感想をネタバレ無しでご紹介します。どのくらい怖いのかや難易度、ボリューム等にも触れています。

イーサンの娘であるローズを操作できる本作。苦悩や困難に立ち向かいながら、精神的に成長していくローズの姿を見られます。バイオ8の物語を完結させるストーリーなので、本編をプレイした人は必見です!

どんな内容のストーリー?
  • イーサンの娘・ローズが、意識の世界で超絶がんばるお話
  • サバイバル要素が強くてやりごたえがある
  • 至高のホラー演出と感動が味わえる
目次

飛び込んだ精神世界で待ち受ける、数々の試練

舞台は、本編の16年後である2037年。イーサンの娘、「ローズマリー・ウィンターズ」が今回の主役です。

ローズは、自分にある特殊な力によって平穏な日常生活を送れないことに悩んでいました。そこで、ある人物の助言で菌根の一部から意識の世界に入り込み、特殊な力を手放そうと考えます。様々な謎や難所を突破しながら、父親ゆずりの頑固さであきらめずに前に進んでいきます。

本編では”モンスターになり果てた村の元住人”なんかが出てきますが、意識の世界では、フェイスイーターというクリーチャーが登場します。

ローズは銃や能力を使って、このフェイスイーターと戦っていかなければなりません。

ローズの苦悩が垣間見えますが、意識の世界での体験で少しずつ成長していく様子を見られるのは嬉しいポイント。「シャドウズ オブ ローズ」によって、バイオ8は本当の本当に完結となります。

本編とのゲームシステムの違い

お金の概念があった本編とは違い、「シャドウズ オブ ローズ」では武器が買えません。ナイフも持っていないので、弾や回復薬などを慎重に使う必要があります。

ただ、ローズには特別な力が備わっているので、武器と能力をうまく使い分けて戦っていきます。この力は謎解きで道を切り開くときにも使うもので、本作でしか体験できないローズ特有のもの。敵を撃つのがメインの本編と一味違う要素は、とても新鮮に楽しめました!

また、今回のDLCによって、本編では一人称視点と三人称視点を切り替えられるように。ですが、「シャドウズ オブ ローズ」は三人称視点のモードのみ楽しめます。周りを広く見渡せる視点なので、敵の位置や謎解きの場所が分かりやすかったです。

「シャドウズ オブ ローズ」はどのくらい怖い?

結論から言うと、けっこう怖いです……!

意識の世界を舞台とする本作は、“悪夢”をホラー演出のコンセプトにしているとのこと(開発陣インタビュー記事より)。本編に出てきたエリアを探索する場面がありますが、歪な見た目の場所も多く、まさに悪夢という言葉がぴったり。じっとりと絡みつくような怖さを体験できます。

それから、なにかとは言いませんが……、本編で赤ちゃんと鬼ごっこした場面と同等か、それ以上の恐怖シーンがありました。本当に夢に出てきそうなくらいの恐怖体験を、ぜひプレイして堪能してみてください!

やりごたえのある難易度

難易度は、「Casual」、「Standard」、「Haedcore」の3つを選択できます。私は普通の難易度「Standard」を選択したので、その設定での難易度を紹介しますね。

弾を節約しつつ、ローズの特別な力を使いつつのアクションプレイは、なかなかやりごたえのある難しさでした。

途中、金色の文字がローズを導いてくれる場面があります。度々アイテムを援助してくれる心強い存在ですが、やはり弾を節約して、ときには敵をかわしつつ行動しなければなりません。なので、本編よりもサバイバル要素は強いと感じました。

敵に捕まると一発NGの場面もあるので、けっこうハラハラさせられたよ

ローズの力で花のような核を浄化し、行き止まりの道を切り開く場面も。

ただ、金色の文字が導いてくれたり、進む道は案外一本道だったりと、意外にもサクサク進められました。

普段ゲーム内でかなりの方向音痴を発揮する私ですが、それほど迷う場面はなかったように思います。謎解きに関しても、それほど難しくはなかったです。

物語のボリュームは、DLCとしては大満足

「シャドウズ オブ ローズ」のストーリーを終えるまでの時間は、約3時間半でした。もともと、開発陣は4時間ほどのコンパクトなボリュームを想定して作ったそうです。ちなみにゲーム中、4~5回ほど「You Died」の文字を見ました。笑

恐怖と感動がこれでもかと詰まっていたので、とてもやりごたえがあると思います。「シャドウズ オブ ローズ」のほかに、ミニゲーム「The Mercenaries Additional Orders」も遊べるので、DLCとしては十分なボリュームではないでしょうか。

【感想まとめ】本編が好きな人は「シャドウズ オブ ローズ」のプレイは必須です!

ローズを操作し、意識の世界を舞台とするストーリーを楽しめる「シャドウズ オブ ローズ」。本作をプレイして、初めてイーサンの物語である本編が完結します。このローズのストーリーを体験することによって、本編の最後で流れた「ローズがイーサンのお墓参りをする意味深な場面」の意味を理解することもできます

DLCなのでコンパクトなボリュームですが、極上の恐怖と感動がぎゅっと詰まっていました。本編をプレイした人には、ぜひともローズ編も体験してほしいです。

本編+DLCがまるっと遊べる完全版「ゴールドエディション」もあるので、まだバイオ8の本編をやっていないという人も、この機会にプレイしてみてください! 

ゲーム概要(DLC「Winters’ Expansion」)
  • メーカー:カプコン
  • 価格:<ダウンロード版>2,001円(税込)
  • ジャンル:アクション、ホラー
  • 配信日:2022年10月28日
  • 対応ハード:PS4、 PS5、Steam
  • アクセス:PlayStation公式サイト
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