【オラ夏考察】平和なストーリーに垣間見える、3つの奇妙な違和感

こんにちは、らむねこ(@ramuneko96)です!

以前、「【レビュー】クレヨンしんちゃん『オラと博士の夏休み』はどこまでも平和で優しい世界だった」という記事を書きました。

タイトルにもあるように"平和で優しい"と主張しましたが、改めてストーリーを思い出してみると、何かがおかしい……。

あくの博士が発明したタイムマシーンによって、しんちゃんは夏休みをループしますが、そのなかで奇妙な違和感があることにお気づきでしょうか?

今回は、ループによって生じる違和感を、考察とともにご紹介します。

※ネタバレが含まれるので、未プレイの方はご注意ください。

目次

①子どもたちはなぜ、最初からカスカベ防衛隊とそっくりなのか?

あくの博士が、タイムトラベルやパラレルワールドについてゲーム内で説明をしだしたとき、「いきなり何を言いだすんだろう…」と困惑した方も多いのではないでしょうか。

しかしこの説明で、アッソーの子どもたちがカスカベ防衛隊にそっくりなのは、あくの博士の発明したタイムマシーンが影響していることが分かると思います。

というのも、あくの博士が発明したタイムマシーンは、しんちゃんたちの記憶を取り入れて、現実を理想的な方向に改変した世界(パラレルワールド)を作ってしまうという設定だからです。

とすると、1周目の時点でアッソーの子どもたちがカスカベ防衛隊にすでにそっくりになっているのは、おかしくないでしょうか?

1周目でかずま君たちに出会ったとき、タイムマシーンの存在なんてまだ知らないはずだからね

1周目はすでにパラレルワールドだった説

子どもたちの見た目が、最初からカスカベ防衛隊に瓜二つだったのはなぜか?

それは、1周目がすでにパラレルワールドだったからではないかと想像しました。

ストーリーの最初に、アッソー駅であくの博士に写真を撮ってもらったあと、モヤモヤと陽炎が立ちのぼりますよね。そのあと、しんちゃんはいつの間にかイスで眠っています。

この時点で、すでにループを繰り返してきたのでは、と。

プレイヤーが体験する1周目は、じつは本当の1周目ではなかった。

こう考えると辻褄が合いますし、子どもたちの顔がすでに変化している点も納得できます。

②子どもたちの本来の顔はどこへいった?

先ほど、アッソーの子どもたちがカスカベ防衛隊とそっくりなのは、タイムマシーンによってパラレルワールドが作られているからだとお伝えしました。

だとすると、アッソーのお友だちの本来の顔は、どこへいってしまったのでしょうか。

子どもたちの親からすると、わが子の顔が変わっているなんて、とんでもなく怖いことですよね。

現在いる世界からほかの世界(パラレルワールドや元の世界)をのぞくことは不可能なので、本来の顔を知るすべも、真実を理解するすべもありませんが……。

この「子どもたちの本来の顔」が、オラ夏のなかで一番のホラーでは?

タイムマシーンが壊れたあと、一番最初の世界にリセットされて、子どもたちの顔が元通りになった。

もしこんなことが起こっても、それはそれで恐怖ですが(笑)

しんちゃんはカスカベ防衛隊が大好きだという事実

子どもたちの本来の顔が変わってしまったのは、かなり怖い出来事でしょう。

しかしそれは、しんちゃんがカスカベ防衛隊の存在を大切に思っていることの証明にもなっていると思います。

カスカベ防衛隊の容姿に変化してしまったのは、しんちゃんの「理想」が反映された結果だと言えるからです。

アッソーの町に来て、子どもたちを見たしんちゃんは、無意識にカスカベのみんなを重ね合わせたのかもしれません。

③なぜしんちゃんだけが記憶を維持するのか?

タイムマシーンはあくの博士が操作しているので、博士以外の人間が記憶を忘れてしまうのは当然のこと。

ではなぜ、しんちゃんまでもが記憶を維持しつつループするのでしょうか。

そもそも先ほど書いた、「1周目はすでにパラレルワールドだった説」が正しいのであれば、プレイヤーが体験する1周目以前の記憶はなくなっているということですね。

なぜ、途中から記憶を維持するようになったのか。

ここで私は、ある説を思いつきました。

恐竜の呼び出しが成功したから、記憶を維持できた説

1周目以前、身体のループは成功しているけど、心のループは伴わなかった。

これについては、あくの博士がおこなった恐竜の呼び出しが関係しているんじゃないかと考えました。

私が妄想した、1周目以前に起こった出来事は下記のとおりです。

タイムマシーンで恐竜を呼び出そうともくろむ博士。

しかし、博士のおこないは失敗に終わり、恐竜を呼び出せなかった(=タイムマシーンの機能が不完全である)。

そのとき、しんちゃんはタイムマシーンを目撃してしまう。

一部始終を見られた博士は、しんちゃんを夏休みに閉じ込めてしまうが、タイムマシンの不完全さから記憶は維持できなかった。

そしてあるとき、ついに恐竜の呼び出しに成功したことで、タイムマシーンの機能が向上。

結果的に、しんちゃんは肉体・精神ともにループできるようになったのではと考察しました。

しんちゃんだけが記憶を維持してループできたのは、タイムマシーンを見たり、博士の一部始終(ダンスや呪文)を見ていたり、博士の発明したカメラを持っていたりと、博士やタイムマシーンとの接点が多かったから……とかかなー。

考察まとめ

オラ夏のストーリーを進めていくなかで、3つの違和感があることを紹介しつつ、考察してみました。

違和感の原因はどれも、凄すぎるタイムマシーンが生みだしているものでした。

タイムマシーンの機能が複雑すぎるせいで、そもそも設定を理解するのも難しいかと思います。

しかも、ストーリーでは最低限の説明しかされていないので、細かいことを考えだすと頭が混乱して「訳わからん」状態になります(笑)

プレイ中に得られる情報が本当に少ないので、みなさんもぜひ色々と考察してみてください!

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