【バイオ8】デュークの正体を徹底考察! 何者かを考えれば考えるほど謎だった

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こんにちは、らむねこ(@ramuneko96)です!

バイオハザード8(ヴィレッジ)のオアシス的存在である武器商人「デューク」

デュークに出会えると安心するー!!

バイオ8をプレイ中、デュークの存在にありがたみを感じた方も多いのではないでしょうか。

終始イーサンの手助けをしてくれるキャラクターですが、その正体は謎に包まれていますね。

一体何者なのか気になったので、色々と考察してみました。

あくまで私の考察であって、正解ではありません。「ふーん、そういう考え方もあるのかー」ぐらいの軽さで読んでいただけるとありがたいです

※ネタバレが多々あるので、未プレイの方はご注意ください。

目次

武器商人「デューク」について

デュークは、ストーリー内で武器やアイテムの売買をしてくれる商人です。

ドミトレスク城の中やハイゼンベルグの工場のエレベーター内など、イーサンの行く先々に先回りして現れる、ありがたいけど不思議なキャラクターですね

みんな大好きなおじさんというイメージ

武器やアイテムの売買だけでなく、武器の改造やステータスアップする食事の提供もしてくれるので、ゲームを進めるうえで欠かせない存在です。

しかし、重要なこと(フラスコの秘密など)を事前に知っていたり、何者なのかというイーサンの問いかけに「私にも存じかねます」発言をしたりと、最後まで正体がはっきりしませんでした

そのため、ネット上ではデュークの正体について色々な考察が飛びかっています。

デュークの素性を考察する

デュークこそ真の貴族

まず、デュークこそ本物の貴族だという説から考察します。

ストーリーでは、ドミトレスク・ドナ・モロー・ハイゼンベルグが四貴族といわれています。

この4人は、カドゥの適合率が高かったがゆえに、ミランダから貴族という立場を与えられていました。

いってしまえば、偽の貴族ですね(ドミトレスクは一応本物の貴族ですが)。

デュークはどうなのかというと、コンセプトアートに「5人目の貴族というイメージでデザインされた」と記載があります。

5番目の貴族と表記するのは、4人の"偽貴族"とおなじくカドゥの適合者という意味なのか?
……これは、のちほど語るとして

デュークが貴族をイメージされて作られたキャラなのは、名前の意味を知れば納得です。

「デューク」とは貴族の階級のひとつで、公爵と訳されます。貴族の階級は「伯爵」や「男爵」など主に5つあり、公爵はこのなかで最高の爵位を表しています。

さらに、バイオ8の英語版では「the Duke」と書かれているそう。

英語ではthe Dukeと表記され、デュークは個人名ではなく「公爵」の称号であることが分かります。

引用:Game*Spark

デュークは正真正銘ホンモノの貴族という可能性が高いですね。

デュークはイギリス人説

出典:写真AC

「Duke」は、一般的にイギリスの公爵を指すようです。

公爵は国によって表記が異なり、たとえばフランスだと「duc(デュック)」、ドイツだと「Herzog(ヘルツォーク)」と訳されるそう。

ゲーム内の英語表記が「Duke」なのは、デュークがイギリス人だからなのかもしれません。もし設定がフランス人だったら、名前は「デュック」だった……かも。

それからもう一つ着目したいのが、デュークの大店を利用したあとに言うセリフです。

「お気をつけて」や「もうお出かけで?」などのバリエーションがありますが、たまに「オ・ルボワール」と言うときがあります。

この言葉はフランス語で、別れるときに「また会いましょう」といったニュアンスで使われます。

だったらデュークはフランス人じゃないの?

と思いたいところ。

ですが、かつてのイギリス貴族はフランス語を公用語としていたそうなので、公爵であるデュークがフランス語を使うのは全然おかしくないことです。

むしろ、イギリスの貴族であることを証明しているのでは、と考えられます。

デュークは村の人間じゃない

まず、バイオ8の舞台について。

公式サイトには、このように書かれています。

東欧のとある国、その辺境の村落。

外部との交流は盛んではないようだ。

引用:バイオハザード ヴィレッジ公式サイト

ゲーム内の通貨はルーマニアの通貨表記である「Lei」なので、「東欧のとある国」はルーマニアを指すことが分かります。

もしデュークがイギリス人だとすると、この村の人間ではありませんね。

またミランダ戦の前、デュークの大店の利用もこれで最後というときに、デュークは「今回の騒ぎのおかげで私は大事なシマを一つ失ってしまいましたよ…」と言います。

"大事なシマを一つ失う"とあるので、今作の村は商売する地域のうちの1つに過ぎないと推測できます。

バイオ4の武器商人と友だち説

ドミトレスク城のデュークの大店で買い物中、デュークが「『何 買うんで?』…昔の友の口癖でしてね」と言うときがあります。

「何買うんで?」は、英語版で「What’re ya buying?」と表記されるのですが、じつはバイオ4の武器商人もほぼ同じセリフを言っています

このことから、デュークのいう「昔の友」とはバイオ4の武器商人を指している可能性が高いです

バイオ8の舞台がルーマニア、デュークの出身がイギリス(推測)と考えると、デュークはヨーロッパ全域で商売していると考えられます。

バイオ4の舞台もヨーロッパ(スペイン)なので、バイオ4の武器商人とつながりがあっても不思議ではないですね。
※バイオ4の通貨がスペインの旧通貨表示であることから

デュークの正体を考察する

ここからは、デュークの正体の核心にせまる考察をしていきます。

デュークは概念的存在ではない

さまざまな場所に、いつも先回りしてお店を構えるデューク。村の中にはライカンなどの危険な個体が徘徊しているのに、平然と商売をしているのはかなり違和感があります

敵に感知されないのは「デュークが幽霊や概念的存在だから」と考えられますが、個人的にこの説はないかなーと思います。

理由は3つ。

1つ目は、ドミトレスク城の来客名簿にデュークの名前が記載されていること。

イーサンが村に来たのが2月9日、お城で商談をしたのが2月1日と、ドミトレスクとの取引はちょっと前の出来事だと分かるためです。

2つ目は、お金や武器など物理的な物をやりとりしていること。

それだけでなく、イーサンが持ってきた食料を調理したり、実際にイーサンと一緒に食べたりしていることも挙げられます。

3つ目は、デュークがたびたび「おえっ!」とえずいていることです。

急に聞こえたらびっくりするやつ!笑

というのも、幻だとしたら体の生理現象である「えずく」なんて行為は起こらないと思ったからです。

そもそもえずく原因は、暴食による胃の疲れや胃酸過多、消化器官の疾患などで起こるそう。

デュークはグルメな商人という設定だし(コンセプトアートより)、かなりの肥満体形なのでえずきやすいのではないでしょうか。

「飢えるのは…生きている証」「食事こそ命」というセリフを発言することからも、やっぱり生きているのではと思います。

デュークはカドゥの適合者説

5番目の貴族というイメージでデザインされていることから、四貴族と同じくカドゥの適合者である説は可能性がありそうで

攻撃したら倒せるバイオ4の商人と違って、デュークにパイプ手榴弾を投げたりしても倒せないため、再生能力がかなり高いのではと考察できます。

再生能力が高い適合者ほど体格が大きくなる設定らしいから、巨体のデュークにピッタリの説かも!

これなら、ライカンや四貴族などから襲われないのも納得だし、半怪物になってしまった自分の存在を「私にも存じかねます」と言うのも分かります

ただこれほど適合率が高いのなら、怪人モローやドナ&アンジーなんかより四貴族に適しているのではと疑問が残ります。

たんに戦闘能力が低いから四貴族にならなかったのか、もともと貴族という高貴な人物だから"偽貴族"にはふさわしくないとミランダが判断したのか。

デュークがカドゥの適合者だという説は有力そうですが、疑問も残る考察です。

「デュークはコネクションの人間説」は否定派

ローズの情報を知っていることから、デュークは悪の組織「コネクション」の一員ではないかとの説があるようです。

だけど、私はこの説は微妙かなーと思います。

コネクションは、数年前からクリスたちが追っている組織ですよね。

もしデュークも組織の一員という重要な立ち位置だったなら、例外なくクリスたちに目をつけられていると思います。なのに、あの巨体で村のなかで堂々と商売しているのはどうなのかと。

また、コネクションはミランダの研究に協力していたり、ローズの存在をミランダに教えていたりします。

デュークがローズの存在を教えた組織の一員だとすると、今度は手のひらを返して、ローズを助けようとするイーサンに協力してあげるのはちょっと不自然な感じがします

デュークがフラスコの秘密を知っていたのはなぜ?

最初からイーサンの事情やローズについて詳しかった、物知りのデューク。

フラスコの秘密やローズを助ける方法まで知っていたので「なんで商人のおっさんがそんなこと知ってんの?」と思った方も多いのではないでしょうか。

なぜデュークが情報通なのかについてですが、私の考察はいたってシンプル。
「事前にドミトレスクとかハイゼンベルグとかに直接聞いてたんじゃね?」です(笑)

ようは、商人や貴族の顔を利かせつつ、いろんな人との取引時に情報を聞き出していたのではないかと。

ドミトレスクには口紅を、ハイゼンベルグには葉巻をプレゼントしつつ、物腰柔らかな口調で村の情報を聞き出す……なんだかそれっぽくありませんか?

また、呼び捨てにしていたミランダとは違って、ドミトレスクは"夫人"、ハイゼンベルグは"卿"をつけ敬意をこめて呼んでいます。

いい関係性で商売をしていたから、情報も聞き出しやすかったのではという推測です。

デュークはゲームシステム上必要だっただけ説

デュークはバイオ4の商人と同じ立ち位置ですが、バイオ4よりもストーリーに深くかかわっているキャラクターですね。

そのため「じつは……」と裏設定があってもおかしくないような気がします。

ですが、デュークがフラスコの秘密を知っていたり、敵の陣地で堂々と商売していたりするのは、イーサン(プレイヤー)をクリアに導くために、カプコンが用意したシステムの1つでしかない可能性は大いにあると思います

重要な情報を知っていることや、正体を聞かれたとき「私にも存じかねます」発言をしたのは、カプコンが"謎多き人物感"をだしたかったからなのではないかと。

あえて裏設定を匂わせることで、プレイヤーに考察の余地をあたえ、さらにゲームを楽しんでもらう目的があるんじゃないかなーなんて思いました。

結局この説が一番正しいような気がしてきた

考察まとめ

プレイヤーの味方であり、癒しであり、心のよりどころである武器商人のデューク。

イーサンにとっても心強い存在ですが、正体を考えれば考えるほど頭がこんがらがってしまうほど謎な人物でした。

さんざん考察だのなんだのと言っておいてアレなんですが、一番ありえそうなのは「ゲームシステム上必要だっただけ説」かなーと思います。笑

ただ、ストーリーに深く関わっていたことから、まだ明かされていない裏の設定があるかもしれません。

今後DLCやバイオハザードの続編に登場する可能性もあるし、そのときにまたデュークとのやり取りが見られると嬉しいですね。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!

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